1989.5.20-2010.11.3
KOUがいなくなってから4ヶ月目の'11年3月末…
東日本大震災で被災した福島の両親がやって来て
7ヶ月間、一緒に暮らしていました
'11年10月末のKOUの一周忌を機に
我が家の近所にお引越し☆
両親がいる間に、moguraはヘルパーの資格を取り
高齢者施設に就職できました
KOUが見守ってくれていたようです
☆超重度の障害を持つ長男(サイトメガロウイルス症候群/小頭症/てんかんetc)が必死で生きた21年間の軌跡とその後のブログ ☆
妙に温かい大寒が過ぎたら、やっぱり寒い日が続いてますね
KOUは体温調節が難しいんですけど、最近は寒さに慣れてきたようで
長T1枚でも、タオルをかけてると暑くて怒るぐらいです
先月、図書館でこんな本を借りて読みました
↓ ↓
著者の石原 結實(いしはら ゆうみ)先生は、よくTVにも出演されたり
著書もかなり多く、西洋医学の医者でありながら東洋医学を取り入れ、
ご自身のイシハラクリニックでは独自の食事療法をもとにした断食入院
に主婦から国会議員、大臣、財界人、医師までが訪れているほどだとか
「勉強になるなぁ~」と思ったので、調べながらまとめてましたが、
仕事が入ったり、子どもの用事で更新が2日も空いてしまいました~
本の内容を一言でいうと・・・
体温を上げれば病気予防やダイエットになる! 血液をサラサラにして
足腰を丈夫にして
体温を上げる
これが健康でいられる条件だって言ってます 体温を上げるのに効果的なものが「生姜」
石原先生ご推奨の「紅茶しょうが」は有名だそうですね
moguraも1ヵ月ほど飲んでいます
ティーパッグとチューブの生姜(お徳用)に黒砂糖入れて
一日2・3杯飲むといいそうです
体重は残念ながら変化なしですけど、喉の調子もよく元気ですよ
冷え対策には、食べ物についても考えさせられる内容がたくさん
地産地消&旬の物はGDP(国内総生産)にも健康にも好影響 自分は冷え性じゃないと思っても冷え性の場合があるようです
体が冷えると血行が悪くなり、血液はドロドロで汚れます
血液が汚れるといろんなサインが出るようです
⇒発疹、炎症、動脈硬化・高血圧・血栓、ガン・出血etc・・・
雑菌ウヨウヨのドブ川とキレイな小川で例えてました 腹巻や、半身浴、手浴・足浴も全身の血行をよくする
雪の日に、娘達はカチカチに濡れて凍えた足で帰ってきても
温水浴(湯と冷水に1・2分ずつ交互に入れる)をすると、
絶対しもやけにはなりません
これは、とっても効果があるのが理解できます
病気の大元は体の冷えが原因だそうです
知ってるのと知らないのでは大違い
冷えは本当に大敵だと、介護をしていると実感します
まだまだい日は続きますが、体を温めて冬を乗り切りましょ~♪
もっと知りたい方は、一番下にある“続きをよむ”をクリックしてください
もっと多くの役立つ内容がありますよ
お粗末レポートで失礼!! (*`◇´*)ゞ
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theme : 読み聞かせ・読み語り
genre : 育児
今日は休養日
午後からKOUはインフルエンザの予防接種(往診)です
なので、今日はゆっくりと本の感想など・・・
『こんな夜更けにバナナかよ』・・・略して「よるバナ」
このインパクトのある題名、すごく覚えているんですが
てんてんまるどんさんが「良かった!」と教えてくださったもので、
“読みたい病”にかかって即図書館に行って借りてきました
・・・そのわりに一月かかったケド(笑) 簡単に本のご紹介
道新立ち読みコーナー (←本の詳細)
こんな夜更けにバナナかよ~筋ジス・鹿野靖明とボランティアたち~
渡辺一史著 464㌻ 2003/03発行 定価1,890円 北海道新聞社
第35回大宅壮一ノンフィクション賞
第25回講談社ノンフィクション賞
内容(「BOOK」データベースより)
人工呼吸器を着けながらも自由を貫いた重度身体障害者と、
生きる手ごたえを求めて介助に通う主婦や学生ボランティア。
ともに支え合いエゴをぶつけ合う、そこは確かに「戦場」だった―。
札幌在住の大型新人が放つ渾身の長編ノンフィクション。
著者のフリーライターの渡辺さんは、実際に鹿ボラの一員として
3年の月日を過ごし、鹿野さん没(2002年8月42歳)後になって
この分厚い本を仕上げました
著者が取材して書き上げた
無理やり美談に仕立てた本ではなく
・・・本物です!
シカノさんには障害者に対する神聖化したものなど微塵もなく
不自由な体を武器にして、わがままで傲慢、常に上から目線、
「下手くそ!」「帰れ!」と暴言を吐きまくる人柄。。。
不眠症のため、夜中だろうが「バナナが食べたい、買って来て!!」
相手は無償でボランティアをする温かで優しい心の人たち
(北大の学生や主婦など様々)
・・・なのに、なんだ!この障害者は!
・・・こんな暴言を吐かれてまで、なぜボランティアが続くんだ?
渡辺氏がシカノと出会った頃の率直な気持ちに惹かれ
それがどう変わるのかなぁと楽しみに読み進めました
介助される側、する側の思いに嘘がなく、素直に描かれており
時にはぶつかり、別れ、もがき苦しみ、傷つき・・・
シカノ邸で七転八倒した様子が取材や実体験、介助者の間で
記された日記に基づいて丁寧に残されています
わがままで、淋しがりで、傲慢な 愛すべき鹿ピー・・・
逝ってしまってからも、決して美化されず「いい人だった」という人が
いない(笑)・・・
でも、ボランティア体験が影響して関係のある道に進んだ人がとても
多いんですよね 無理のない自然な関係性なんですね
進行性の病気に対する恐怖から、シカノさんが生きながらも
不安におし潰れそうになったことも本当に心に突き刺さりました
両方の立場をしっかりと書いている本でした
シカノさんと鹿ボラたちのパワフルな生き様は、この本を通して
ずっと生き続けて、今後もいろんな人たちに影響を与えるんじゃ
ないかなと思います ネタバレを含む感想は、最下段(左下)のコメントリストの上にある
【追記の開閉】をクリックすれば見れます!!
史上最大級の台風18号が奄美に上陸してますね
今後、本州が総ナメにされそうです
警戒しないといけませんね 被害が最小限でありますように
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木を植えた男/あすなろ書房 ★★★★☆
ジャン ジオノ (著), フレデリック バック (イラスト), 寺岡 襄 (翻訳)
22×29cm 、48ページ、1989年初版、定価1,680円
対象:小学校中学年~中学生
内容:フランスの荒れた山岳地帯で一人暮らしをしていた老人。
全てを破壊する「戦争」を起こす愚かな人間がいる一方で、
報酬もなく、ただ自分にできることをしてから死にたいと、
無心に木を植えつづけ森を生き返らせた偉大な老人の話。
★第13回 絵本にっぽん賞受賞作
★同名の短編映画は’87アカデミー賞短編映画賞受賞
(アニメーション映画の後、絵本化されています)
ルリユールおじさん /理論社 ★★★★☆
作・絵: いせひでこ
21×28cm、56ページ、2006年9月発売、定価1,680円
対象:小学生
内容:ソフィーの、大事な植物図鑑がこわれてしまった。
町の人から「ルリユール」のところに持っていくといいと
聞いたソフィーは、ある路地裏の工房を訪ねる。そこで、
本造り職人のおじさんに図鑑を直してもらうことになり…。
パリの路地裏に、今なおひっそりと息づく手の記憶。
造本の60工程にもおよぶ手作業の技術を守り続ける
おじさんと少女の交流を描く。
★講談社出版文化賞(第38回)
★書店員が選ぶ絵本大賞(第1回)
theme : やさしい気持ちになれる本
genre : 本・雑誌
昨日のMOU-chanの入学式
最近、痰もケイレンも多い お疲れぎみのKOUを
11時頃 療育センターに連れて行きました
今日はゆっくり行こうねぇ~♪
「9時にケイレンして・・◎◆△※$・・じゃあ よろしくお願いします」と、引き継いで・・・ moguraはフォーマルに着がえ
入学式へ!!
授業料の支払いがあるから 早め行ったんだけど
あまりにもスムーズな流れで30分前には着席
「それならば・・・昨日の続き読みますか」
MOU-chanからすすめられた本
「わたし、男子校出身です」著:椿姫彩菜(ツバキ アヤナ)
内容紹介
話題のニューハーフモデル、初のエッセイ!
生まれたときは男の子、今は現役女子大生!
心は女の子なのに 身体は男の子として生まれてしまった
著者が、家族との絶縁、恋の苦悩、社会的偏見、命がけの手術
…さまざまな困難と向き合い、「女の子」として人生を再スタート
させるまで。
性同一性障害(GID)
心と体のズレ、実生活の支障や苦悩が本当に深刻です
GIDだと水商売を選択する人がおおい理由や
危険を冒してまで行う性転換手術のことを考えながら・・
どうして 彩菜ちゃんのママ「キモイ」って言ったんだろう?
どうして 自分が産んだ子を守ってあげなかったんだろう?
・・・なんて、母親目線でどっぷり浸って読んでました
「生まれた時から心は女の子」の彩菜ちゃんが
友達や先生に認められて男子校を卒業したくだり・・・
・・・胸が詰まってウルウル感動していると
体育館がすんごく乾燥してたせいか
あちこちから すごい咳
ついでに!
お腹の虫が どんどん増えて
グ~ グ~ グググ~ 大合奏
1時半前で、みなさん昼ごはん抜きで来ましたね
体育館すごく賑やか・・
・・・そんな環境の中、ギリギリまで本に没頭してました
≪椿姫彩菜≫として、ニューハーフのお店で働きながら
女の子の体を得るための資金稼ぎ
激痛に耐えて行ったいろんな手術
やっと戸籍も「女」に、名前も「有里」に変更して
親戚たちと感動の再会
・・・「生きていてよかったね」って、心から思いました
世の中には いろんな病気や障害があります
病名すらわからないもの
治療方法がないもの
「環境や育て方の問題」にされる無理解なもの
中でも一番衝撃だったのが・・・
「性同一性障害で性転換した人の四割近くが、
結局生きていくことが大変で、自殺してしまって
いると聞いた。」 という事実
GIDで性転換手術ができたとしても
「赤ちゃんが産める本物の女」にはなれないし
命がけの手術の後も 女性の体であり続けるには
苦痛を伴うメンテナンスが欠かせないそうですTVで、はるな愛ちゃんも言ってた
GIDのこと少しでも知る事ができてよかった
KOUたちのことを知ってほしいのと同じだよね
当事者が声を上げるって大事なことだね
いろんな事言われたって、
変えなきゃ変わらないことってあるよね
マイノリティなだけで「奇妙な人」や「不要な人」じゃないもの!
・・・そんな感動に思いっきり浸りながら
いよいよMOU-chanの入学式が始まりました
しかし、照れているのか下を向いて入場して
名前呼ばれてもちっちゃい声だし 無表情で面倒くさそうに退場して行っちゃった
なんと味気ない・・・ 感動どころかハラハラだわ
ということで!!
知らなかった世界を 知る事ができた
感動の入学式でした オイオイ、
本に感動かい?
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